こんにちは、ラクーンです。
今回は書籍「がんばらない戦略」の紹介をしたいと思います。
がんばりすぎて疲れてしまう
がんばっているのに成果が出ない
義務教育や社会経験を経て、わたしたちは無意識に以下のような考えをもつようになりました。
「がんばる人はエラい!」
「がんばらない人はダメだ!」
ですが、その考えは決して正しいとは限りません。
がんばることがエラいなら、がんばりすぎて「うつ」になった人はエラいのでしょうか?
がんばらないことがダメなら、がんばらない範囲でうまく生きている人はダメなのでしょうか?
今回紹介する「がんばらない戦略」では、がんばらなくても結果を出せる方法を物語形式で学ぶことができます。
その中でも参考になった部分を解説していきたいと思います。
物語形式なので、楽しく学ぶことができる
登場人物がユニークで笑える
最後にまとめがあるから要点がわかりやすい
ただがむしゃらにがんばるだけでは心が消耗してしまいます。
この記事を読めば、疲れないための努力の仕方がわかりますよ。
消耗したくない方はぜひ最後まで読んでみてください!
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まとめ
早速まとめです。
今回おさえておきたいポイントはこの3つです。
①ムダな意思決定を少なくしよう
②がんばることから抜け出そう
③得意なことで生きていこう
1日の考える数には限界がある

これをやろう、これにしよう、と”意思決定”に使えるカードは、ほんとは一日10枚しか与えられてない、ってこと
(引用文)
この話では「1日の考える数には限界がある。だからムダな判断は省いて優先すべき物事のためにとっておこう」ということです。
朝仕事しているときと、仕事終わりの夕方はどちらの方がパフォーマンスは高いと思いますか?
明らかに朝ですよね?
その理由は、日中にたくさん考えて判断している分、夕方には疲れがたまってパフォーマンスが低下しているからです。
そうなるとムダに考えることはなるべく避けたいですよね。
だからね、本当に決めなきゃならないことのために、決めなくていいことを僕は、自動化しておくんだ。朝、なにを着ればいいのか、なんてことに、貴重なカードを使いたくないからね
(引用文)
ムダに考えないためには、「自動化」をすることが大切です。
このような判断を自動化させると以下のようになります。
今日着る服はどうしよう…?
→毎日決まった服を着る
今日のご飯はどうしよう…?
→毎日決まったものを食べる
このように自動化してしまえばムダに考えずに済みますよね。
必要のない判断は自動化して、優先すべきことに考えるリソースを割くことが、ガンバりすぎないための近道なんです。
関連記事:【要約・感想】『最高の脳で働く方法』脳のパフォーマンスを上げる4つのコツ

意識から無意識へ

やる気というガソリンに頼って燃え尽きるよりは、時間という風にのって少しずつ目標に近づくほうが確実、ということをだね、おじさんは言いたいわけだ
(引用文)
この話では、「意識してがんばってやることは続かない。無意識に行動できるようになればがんばらなくてもうまくいく」ということです。
なにかをがんばるときって、大体は「めんどくさいな…」みたいな負の感情がありますよね。
その負の感情を抱えたままがんばって継続することは、めちゃくちゃ大変ですよ!
逆に、歯磨きなどといった無意識的な行動って一切がんばる必要ないですよね。
歯磨きが大変で継続できない…っていう人を見たことがありますか?
つまり、意識していることを無意識化すればがんばらずに継続することができるんです。
無意識にできるようになるためには以下のコツを取り入れてみましょう。
①ご褒美を与える

〇日続いたらほしいものを買う!
このように、なにかノルマを達成したときにご褒美をあげることで、モチベーションを高めることができます。
それなら多少つらくてもなんとか乗り切ることができますよね。
ノルマの設定は高すぎると逆にモチベーションが下がってしまうので、注意してください。
自分に甘いくらいが継続できるコツですよ。
②意思表示をする

〇〇をやります!
このように、他の人に目標を宣言することでもモチベーションを高められます。
これは「コミットメント効果」といわれており、周りの人に意思表示をすることによって達成率が高まることが証明されているんです。
なんとなく他人に宣言してしまうと「言ったからにはやらなきゃな!」って気持になりますよね。
もし周りの人に言えなくても、SNSなどといったインターネット上で宣言をしてもいいですね。
なにかを継続したいときは、あらかじめ意思表示をだれかにしてみるのをオススメします。
③成長を記録に残す

〇〇を達成できた!
このように、自分がしてきたことを記録に残すことでモチベーションを保つことができます。
目標に向かって取り組んでいるとき、前に進んでいる実感がないと継続しにくいですよね。
記録をとるのはメモ書きでもSNSの投稿でもかまいません。
自分がやったことを可視化することで今までの積み重ねをムダにしたくないという気持ちがうまれてきます。
得意なことを活かす

勉強もね、頑張っちゃダメなの。意味がわからないでやるから苦痛なの。
勉強大事だなって腑に落ちたら、ガンバらずにすっとできるから。
納得してからやった方がいい。ガンバるのが一番、ホントにダメ。無駄。
(引用文)
この話では、「苦手をがんばっても消耗してしまうから、得意なことを活かそう」ということです。
「苦手なこと」
「得意なこと」
どちらが長く続けられるかというと、圧倒的に「得意なこと」ですよね。
逆に、得意なことを取り組むのは楽しいし、ムリにがんばる必要もありません。
仕事だって同じです。
苦手なこと、やってて楽しくないことをがんばり続けても消耗するだけです。
どうせなら得意なことや、楽しいことを仕事にできたらハッピーですよね。
もちろん自分にとっての天職を見つけるのはカンタンなことではありません。
しかし、今の自分の仕事を苦痛に感じているなら、思いきって新しい世界にふみ込む価値はありますよ。
ガンバって人並みの仕事をして報酬をもらう、そんな人生と、ガンバらなくても得意なことを生かして”ありがとう”って言われながら報酬をもらう人生、ミサキ、君ならどっちがいい?
(引用文)
おさらい
今回のまとめのおさらいです。
①ムダな意思決定を少なくしよう
②がんばることから抜け出そう
③得意なことで生きていこう
おわりに
がんばっても上手くいかない。
もしかしたらそれは、ムダながんばりかもしれません。
今回のコツを参考にして、がんばらなくても上手くいく生き方をしてみましょう。
「がんばらない戦略」では、その他にもがんばらずに上手くいく方法を紹介しているので、興味がある方はぜひ読んでみてください!
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