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【解説】反応しない練習 漠然とした悩みがある方にオススメ! 「ムダな反応」を卒業しよう

今回は草薙龍瞬さんの「反応しない練習」を読んだので、自分なりの解釈で紹介をしたいと思います。

まずこの「反応しない練習」は、

色々と周りを気にして疲れる…

くだらないことで怒ったり、落ち込んだりしている…

すぐ自己嫌悪してしまい、自信が持てない…

なんだかわからないけど、毎日が不安だ…

などなど、「漠然とした悩み」がある人にぴったりな一冊だと思いました。

この「反応しない練習」はブッダの教えを基にした生き方を紹介しており、15万部以上のベストセラーとなっています。

わたしも読んで心に刺さるようなところがいくつもありました。

しかし、中には…

ブッダってすごい人なんでしょ?
なんか考え方が壮大過ぎて参考になるの…?

悟りを開けるほどわたしは頭良くないよ!

ってちょっと警戒する人もいますよね?笑

でも安心してください!

この「反応しない練習」は、ブッダの教えを現代風に解説しているので、非常にキャッチーでわかりやすいんです!

ラクーン
ラクーン
決して「無の境地に達するのです」とか、「物事の真理を追求するのです」とか、そういう抽象的なものでもないよ!笑

本書では、「心のムダな反応を止めて、悩みや苦しみから抜け出そう」というのをテーマにしており、そのための方法を紹介しています。

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【解説まとめ】「反応しない練習」の栞今回は今までに紹介した草薙龍瞬さんの「反応しない練習」の記事のまとめです。 それぞれのテーマとポイントを記載してあるので、気になっ...

 

まとめ

早速まとめです。
今回おさえておきたいポイントは、

ポイント

①悩まないためには「ムダな反応」をしないこと
②そのためには「悩みとその原因」を理解する
③それを言葉で確認し、分類分けをする

この3つを詳しく説明したいと思います。

悩みは「心の反応」から始まる

私達の日常では、さまざまな悩みがありますよね。

仕事がうまくいかなくて毎日が不安だ…
将来を考えるとなんだか気が重くなる…
孤独で寂しい…でも相談できる人もいない…
なにかしたいのに、一歩が踏み出せない…

などなど…
考えだしたらキリがありません。

本書では、これらの悩みは「心が反応する」と表現しています。

つまり、ネガティブな刺激を受けることによって心が揺れ動いてしまい、「悩み」が生まれます。

「悩み」の前には必ず「心の反応」があるということですね。

 

 

そうだとしたら、「悩み」を解決する方法は簡単です。

それは「ムダな反応をしない」ことです。

前述したとおり、「心のムダな反応を止めて、悩みや苦しみから抜け出そう」というのがブッダの考えです。

「心」がムダに反応しなければ、悩む心配はないのです。

悩みを「理解」する

ちょっとまって!
理屈ではわかるけど、具体的にどうやるの?

もちろんみなさんそう思いますよね。

まずは、いつも抱えている漠然とした悩みを「理解」することから始めましょう。

①悩みがある
②原因をみつける
③解決策をみつける

この3つの順序で「理解」をすることで悩みを解決することができます。

ラクーン
ラクーン
まずは「わたしは今悩んでいるんだ」
ということを理解して、受け入れてみよう

 

悩みを理解することができたら、次はその「原因」を考えていきます。

漠然とした悩みというのは、理解はできても、何が原因かというのは見つけにくいですよね。

その原因がわからないから、「心が反応」してしまい、悩み続けてしまうのです。

「何」によって心が揺れているのかを見つけることで、解決策が明確になっていきます。

原因さえわかれば「ムダな反応」をせずにすむのです。

 

例えば、あなたが上司に怒られて落ち込んだとしましょう。

落ち込んだ原因は一体何でしょうか?

おそらく「怒られたから」ではないはずです。

その裏には「承認欲」などといった欲求が隠れてるのかもしれませんね。

ラクーン
ラクーン
悩んでいるときこそ、
その原因を自分自身に問いかけてみよう

 

そもそも人生には苦労や悩みはあって当然のことなんですよね。

また、心が揺れ動くことも当たり前です。

人というのはそういうものなんだ」という認識も大切です。

だからこ、原因を理解して「ムダな反応」をなくすことが人生を楽しく生きるコツなんです。

心の状態を見る

さらに具体的に踏み込んでいきましょう。

本書では「ムダな反応」をおさえるために、「心の状態を見る」方法を3つ紹介しています。

1.言葉で確認する

これは心の状態を「言葉で確認する」ということです。

例えば、仕事がうまくいかない時にイライラしていたら、「あっ、今わたしはイライラしているな」と、言葉で確認することです。

言葉での確認は、心の状態の「理解」につながります。

自分が今どんな状態なのかを客観的に確認することで、心を落ち着かせることができます。

ラクーン
ラクーン
もちろん言葉に出さなくても、そう思うだけでも効果はあるよ

2.感覚を意識する

これは自分の体の感覚を意識するということです。

目を閉じることで外部の感覚をシャットダウンして、内部の感覚のみに集中していきます。

「鼻から呼吸する感覚」
「呼吸で胸が膨らむ感覚」
「肩・腕・手の感覚」
「上肢全体の重さ」
「太もも・ふくらはぎ・足の感覚」
「足全体の重さ」
「地に足がついている感覚」

など、とにかく自分の身体に意識を向けていきます。

外部の刺激を取り除くことで心が静まり、冷静に考えることができます。

ラクーン
ラクーン
①と②の方法は、今では「マインドフルネス」とも言われているよ!

3.分類する

1つめの「言葉で確認する」に近いですが、心が反応したときの原因を分類します。

本書では、原因を3つに分類しています。

①貪欲
②怒り
③妄想

①は欲求のことであり、「期待」や「承認欲」などが挙げられます。

②と③は文字どおりですね。

今までの悩みを思い出してください。

きっとこの3つのどこかには分類されているはずです。

分類することで今どんな気持ちなのかを「理解」してみましょう。

おさらい

今回のポイントのおさらいです。

ポイント

①悩まないためには「ムダな反応」をしないこと
②そのためには「悩みとその原因」を理解する
③それを言葉で確認し、分類分けをする

おわりに

頭がモヤモヤしているときは、一度自分を見つめ直して、「何に悩んでいるのか」を考えてみてください。

それに気付くだけでもモヤモヤが晴れることがあります。

ラクーン
ラクーン
わたしもなにか心が反応したときは、
あ、今反応しているな」と、すぐ気付くようにしています。

ぜひ気になった方は読んでみてください!

 

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