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【要約・感想】人を操る禁断の文章術|人の心を撃ち抜くためのトリガーを引け!

今回はメンタリストDaiGoさんの「人を操る禁断の文章術についてご紹介します。

この「人を操る禁断の文章術」では、文章の力を最大限に引き出すためのテクニックを学ぶことができます。

ではその文章の力とは一体どのようなものでしょうか。

その答えはつまり「相手に行動させるような文章」です。

 

相手が文章を読む

↓↓

文章に反応する

↓↓

想像をする

↓↓

行動を起こす

 

この一連の流れを作るための文章スキルを身に着けることが「人を操る禁断の文章術」の目的です。

そのなかでも参考になった部分を要約して解説したいと思います。

 

人を引きつけるような文章を書きたい

文章で人を操ってみたい

 

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人を操る文章を作る3つの「書かない」

人を操る文章を作るためには、あえて書かない3つの要素があります。

 

①たくさん書かない
②丁寧に書かない
③自分の気持ちを書かない

 

それがこの3つであり、それぞれについて詳しく解説します。

 

①たくさん書かない

 

文章を読んだ時に行動をしてもらうためには、情報をたくさん書かないことが重要です。

これは読み手の想像力をあえて利用するテクニックの1つです。

情報量が少ないと、足りない部分は読み手の「想像力」で補完するようにはたらきます。

その想像力で読み手自身から誘導を促すことが可能です。

 

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はえ〜

情報がたくさんあっても心が動くわけではない!

 

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短い文でも想像を掻き立てられれば心は動く!

 

一見情報をたくさん詰め込んだほうがいいように思えますが、読む側が想像する余地がなくなってしまいます。

それでは逆に心を動かしにくいです。

たくさん書かず、少しくらい「スキ」があるような文章の方が刺さるということですね。

また1つの文章に情報を詰め込まないように、「1文で1つの情報」を心がけましょう。

 

②丁寧に書かない

 

文章で人を動かすには、丁寧さより感情にはたらきかけるような文章が求められます。

『丁寧に書かない』とは、決して雑な文章を書けというわけではありません。

丁寧すぎる文章は機械的な文章になりやすく、人の心を動かしにくいからです。

 

NGな例)
昨日食べたたい焼きは、上品な甘さだった

OKな例)
昨日食べたたい焼きは、餡がホクホクしてて絶妙な甘さだった

たい焼きを食べいてるシーンが想像できる!

 

例文のように、人に話しかけるような文章は感情に残りやすい傾向にあります。

 

「〜じゃないですか?」
「〜で困っているそこのあなた!」

 

他にもこのような文章があげられます。

『感情>丁寧』な文章で読み手の心を動かし、行動を起こすような気持ちにさせましょう。

 

③自分の気持ちを書かない

 

文章を作る以上、読み手が主人公でなければいけません。

そのためには自分の気持ちを優先して書かないことが大切です。

読み手がなにに悩んでいるのか、なにに困っているのか考えながら文章を作りましょう。

 

優先すべきものは、
相手の気持ち>自分の気持ち

相手の気持ちを汲みとって文章を作る!

 

また自分が思っているほど、読み手はそこまで文章は読んでいないものです。

だからこそ読み手を十分に想定し、その人にクリティカルな文章を作成しないといけません。

文章を書く前に、どんな人に向けて書きたいのかを考えてみましょう。

そして自分の気持ちではなく、その人の気持ちに沿って文章を書きましょう。

 

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人を動かす7つのトリガー

読み手の感情を揺さぶり、撃ち抜くためには7つのトリガーを引くことが大切です。

その7つのトリガーとは以下のとおりです。

 

①興味
②本音と建前
③悩み
④損・得
⑤集団心理
⑥承認欲求
⑦オンリーワン

 

7つのトリガーの説明

 

それぞれのトリガーについて簡単に解説します。

 

①興味

 

相手の興味を起点に文章を展開します。

 

②本音と建前

 

建前を尊重しつつ、本音を文章で伝え、相手とのギャップを埋めてあげます。

 

③悩み

 

悩みのすべては「HARM」に分類されるといわれています。

 

H:Health 健康

A:Ambition 夢・希望

R:Relation 人間関係

M:Money お金

 

この共有の4つの悩みを刺激するような文章は、相手の感情をゆさぶりやすいです。

 

④損・得

 

わたしたちは同じ価格だとしたら、「得」より「損」の方が重く感じやすいです。

だからといってその性質を利用して「得」を強調する文章だと、逆に怪しまれる可能性があります。

「損・得」両面を正直に書いたうえで、最終的に「得」をアピールすると効果的です。

 

⑤集団心理

 

これは「赤信号みんなで渡れば怖くない」に似たような心理をつきます。

「みんなが使っているから」
「あの有名な人が使っているから」

このように憧れの人や共通している人と絡めて訴求を促すと、人の心は動きやすいです。

 

⑥承認欲求

 

相手の承認欲求を満たすワードを盛り込むことで、相手を満足させ行動を促します。

これはお互いの関係性も良好となりやすいトリガーでもあります。

 

⑦オンリーワン

 

「あなただけ…」
「○個限定!」
「本日限りの…」

このような特別感を生み出すと、人はついつい欲しくなってしまうものです。

この性質を利用することで、商品の訴求に役立てることが可能です。

 

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おわりに

人を操る禁断の文章術」はあくまでも文章の基本的な知識ではなく、「人に行動させるテクニック」に特化した本です。

もちろん土台には基礎的な文章力が必要ですが、その先の「人を動かす文章」を作るためには本書のテクニックは欠かせません。

人を操る禁断の文章術」では今回紹介したテクニックをさらに詳しく学べるので、興味がある方はぜひ購入してみてください。

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