今回はKindle Paperwhiteを購入して1年以上が経過したので、その感想を紹介したいと思います。
✔紙媒体から電子書籍にしたいと思ってるけど、不安…
✔Kindle Paperwhiteの操作性ってどうなの?
✔買ってみたいけど、あと一歩が踏み出せない…
Kindle Paperwhiteとは、Amazonブランドの電子書籍で有名ですよね。
ただ、決して安くはないこの買い物…
興味があっても、なかなか購入する一歩が踏み出せないですよね。
この記事では、Kindle Paperwhiteを1年以上使用して感じた良い点と悪い点を20個紹介しています。
実際に使わないとわからない細かい部分も説明しているので、あなたの助けになればと思います。
ちなみにわたしの感想ですが、Kindle Paperwhiteは購入してよかったと思っています。
電子書籍に興味がある人や小説・マンガをたくさん読む方なら特にオススメできます。
正直、迷っている時点で購入するメリットはありかなと思っています。
ただ電子書籍ならではの弱点も当然あるので、その点もふくめて紹介したいと思います。
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結論
Kindleをオススメできる人
✔小説やマンガをたくさん・長期的に読む方
✔電子書籍に抵抗がない・興味がある
✔この時点で迷っている方!
Kindleをオススメできない人
✔とにかく紙がいい方!
紙媒体も電子書籍も一長一短ありますが、Kindleをオススメできない理由はこれぐらいしか思い浮かびません。
紙派の方もいると思いますが、使っているとすぐ慣れますよ。
Kindle Papaerwhiteのスペック
軽くスペック紹介です。
価格 | ¥13,980〜 |
ディスプレイサイズ | 6インチ反射抑制スクリーン |
本体サイズ | 167 mm x 116 mm x 8.18 mm |
重量 | wifiのみ:182g / wifi + 無料 4G:191g |
容量 | 8GB / 32GB |
バッテリー | 使用頻度にもよるが、体感で2週間はもつ印象 |
接続 | wifiのみ / wifi + 無料4G(ブラックのみ) |
防水機能 | ○ |
カラー | ブラック、トワイライトブルー、プラム、セージ |
(Amazonサイト参照)

実物はこのような感じ。
詳しくは後述しますね。
Kindle Paperwhiteの良い点
まずはKindle Paperwhiteを使って「ここは良かった」と思う点を紹介します。
1.コンパクト
まず購入してはじめに思ったことが、
「意外とコンパクト!」ということです。
スペックを見てなんとなく予想はできますが、手に取らないと実感できないですよね。

サイズとしてはこのような感じです。
文庫本より少し大きく、「嫌われる勇気」のB6本より少し小さい感じです。

少し見づらいですが厚さはこのような感じです。
300ページ近い「嫌われる勇気」と比べるとかなり薄いことがわかります。
本体サイズ:167 mm x 116 mm x 8.18 mm
重量:wifiのみ:182g / wifi + 無料 4G:191g
普段は純正カバーを着けて使っていますが、カバー込みでも十分すぎるコンパクトさです。
重さも最近のiPhoneより少し重いか同じくらいで、まったく気にならないレベルです。
外出時もスマートに利用できるのがかなり大きな利点ですね。
2.目に優しい
スマホと比較すると圧倒的に目に優しい構造になっているんだ!
Kindle Paperwhiteが目に優しい理由がこの2つです。
①の「e-ink」という特殊なインクの仕組みは難しいので割愛しますが、文字どおりインクのような読み心地となっています。
ブルーライトではないため、目の負担が圧倒的に少ないんです。
②はスマホのようなバックライトではなく、画面にむけてライトを当てているので直接目に光が当たらない仕組みになっています。
これはスマホでは絶対にマネできないことだよ
この2つの特徴により、Kindle Paperwhiteは最高の読みやすさを提供してくれます。
3.Kindle本は安く購入できる
Kindle本は通常の紙媒体より割安の場合が多いです。
内容は同じなのに、Kindle本はお得に購入できるのはかなり魅力的ですよね!
実際に「嫌われる勇気」を例に見てみると…

このように、約500円ほどお得に購入できます!
どれくらい割安になるのかは本によって違いますが、日替わりセールや月替りセールによって半額以下で購入できる場合もあるんです!
また、カンの良い方ならお気づきかもしれませんが、もう一つ大事なことがあります。
それは、長期的に使用すれば本体代の元が取れるということです!
Kindle Paperwhiteを13980円で購入したら…
2000円の書籍をセールで1000円安く購入(1000円お得!)
14冊買うだけで元が取れる!(1000×14=14000円)
その後もずっと安く買うことができる!
なので、結果的にKindle Paperwhiteを買うほうが安いということになります。
目先の金額だけでなく、未来を見据えて考えればこれほどお得なことはありません。
4.スペースを圧迫しない
「塵も積もれば山となる」
これは紙媒体の本にも言えることです。
1つ1つの本は小さくとも、積み重なると本棚を何個も用意しなければなりません。
ワンルームのアパートに住んでたら、なおさらスペースに困りますよね。
その点を考えると、やはり電子書籍は強いです。最強です。
5.バッテリーが気にならない
スペックの紹介で、バッテリーに関してはこのように説明しました。
バッテリー:使用頻度にもよるが、体感で2週間はもつ印象
なぜこんなに曖昧かというと、今までバッテリーを気にしたことがなかったからです。
それくらい長持ちします。
しかも、充電も1〜2時間でマックスになるので、なおさら気にならないです。
すぐに減ったりしないかなあ?
6.容量の心配もほとんどない
Kindle Paperwhiteは8GBか32GBを選ぶことができます。
保存数の目安は本の種類や内容にもよりますが、
だいたいこのくらいまでは保存できるはずです。
小説を読む方なら基本的には8GBで十分です。
もし容量を超えてしまっても、クラウドで保存できるため問題ありません。
マンガを中心に読む方なら32GBがオススメです。
7. 3ヶ月分のKindle Unlimited体験ができる
Kindle Paperwhiteを購入すると3ヶ月分のKindle Unlimitedがセットになっています。
月額980円で200万冊以上の本・マンガ・雑誌を無料で読めるんだ!
正直購入して3ヶ月はこれだけでも全然いけます。
有名な本も読めたりするので、月額980円の価値は十分にあります。
Kindle Unlimited体験の有無で値段は変わらないので、なにか理由がない限りセットで購入することをオススメします。
8.お風呂でも読める
Kindle Paperwhiteは防水機能があるため、入浴中でも読書ができます。
防水性能:深さ2mの水に60分沈めても有害な影響がないことが確認されています
要するに「うっかり湯船に落としてしまっても問題ありませんよ」ということなので、安心ですね。
そういうときはジップロックを活用してみよう!

そのまま端末を使用するのに抵抗がある方はジップロックの中に入れておけば大丈夫です。
これで入浴中も安心して読活することができますね!
9.文字の大きさ・明るさを調整可能
このように細かく設定ができるので、「目が悪いから文字が見づらい!」という心配はありません。
ちなみに文字の最大と最小を比較をすると、


このような感じです。
もう全然違いますよね、笑
自分の読みやすいようにカスタマイズができるので、若い世代から年配の世代まで幅広く使用することができます。
ごめんよ
10.ダークモードも対応
ダークモードを使えば画面が黒くなるから夜も安心!
Kindle Paperwhiteはダークモード対応なので、夜の読書のサポートもバッチリです。

このように背景と文字が反転し、黒色の割合が増えましたね。
ダークモードの設定も簡単なので、非常に便利な機能です。
しかし、逆にマンガだと白黒反転して読みにくくなってしまいます。
小説ではなくマンガを中心に読む方ならあまり使わない機能かもしれません。
11.他のデバイスのKindleと連動できる
Kindle Paperwhiteだけでなく、スマホやパソコンでもKindleアプリをインストールすれば本を読むことができます。
同じアカウントなら複数のKindleと連動できるので、様々な場面で使い分けをすることができるんです。
・自宅でゆっくり読書したい!
→Kindle Paperwhite
・仕事の合間や休憩時間でサクッと読書したい!
→スマホのKindleアプリ
・カラーの雑誌やマンガを大きな画面で見たい!
→パソコン・タブレットのKindleアプリ
連動しているから別のデバイスに切り替えても、最後に読んだところまでジャンプできるよ!
例えば、スマホのKindleで読んだあと同じ本をKindle Paperwhiteで開いてみると、

このように、最後に読んだところまでジャンプすることができます。

逆に、Kindle Paperwhiteで読んだあとスマホのKindleで開くとこんな感じです。
デバイスを切り替えてもシームレスに読書ができるので、ストレスがありません。
12.辞書機能もさりげなく助かる
使ってて意外と助かるなぁと思ったのが、辞書機能です。
たまに本を読んでて、「あれ、この単語ってどういう意味なんだろ?」って思うことがあるんですよね。
Kindle Paperwhiteでは、気になる単語を押し続けるとこのような画面になります。

わざわざスマホを開いて調べずにすむので、さりげなく役に立っています。
13.移動機能でスピード感も出せる
移動機能やしおりを活用すれば大丈夫!
紙媒体の本の最大の特徴は、「パラパラパラ…」ができることだと思っています。
なにか本の見返しをするときの「パラパラパラ…」
あのスピード感は最強ですよね。唯一無二。
しかし、Kindle Paperwhiteでもある程度のスピード感は出せます。
その方法がこの3つです。
①移動機能
目次や各章にジャンプできる機能です。

画面上部をタッチするとこのような画面が表示され、『移動』をタッチすると、

このように目次や各章が表示されるので、タップするとそこにジャンプできます。
②ハイライト
好きな文章にハイライトを引いてそこにジャンプできる機能です。

文章を長押しして、ハイライトを引きたいところまで移動するとこのようになります。

ちなみにKindle Paperwhiteでは白黒のみですが、スマホのKindleでは色つきでハイライトをつけることができます。

そして、先ほどの『移動』ボタンを押し、メモの項目でハイライトをつけた場所にジャンプできます。
③しおり
好きなページにしおりを登録してそこにジャンプできる機能です。

画面上のしおりのマークを押して登録することができます。
再度このマークを押すと、しおりをはさんだ場所に移動することができます。
この3つの機能を活用すれば、ストレスなく読み返すことができます。
14.本を読み終わる時間がわかる
これは設定の1つで、「本全体」または「各章」が読み終わる時間を測ってくれます。

これは「本全体」の場合です。
本や章を読み終わる目安がわかることによって様々なメリットがあります。
各章の読み終わる時間もわかるので、「ここまで読んだらキリが良いかな!」っていうのがわかるんですよね。
また「1日○○分読めば、この本は大体○日で読み終わるな」と逆算することもできるので、次に読む本の計画も立てやすいです。
15.あくまでも読書専用
これは良い点でも悪い点でもありますね。
Kindle Paperwhiteはあくまでも読書専用のデバイスです。
他のタブレットのような多数の機能は持ち合わせてはいません。
しかし、読書特化型デバイスだからこそ読書に集中できるんです。
余計な機能がついてたら、そっちにリソースを割かれちゃいますからね。
悩みましたが、これは良い点だと思いました。
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Kindle Paperwhiteの悪い点
次に、「ここは気になるな」という部分を紹介します。
1.動作がもっさりしている
「動作のもっさり感」
これはKindle Paperwhiteの永遠の課題ですね…
ですが、「もっさりしとるなあ…」と思うだけで読書自体に支障はほとんどありません。
ページをめくるスピードもすごい遅いわけではないので、このもっさり感でストレスを感じたことはないですね。
2.Kindle本がない書籍がある
これはごくたまーにKindleで読みたい本がなかったりするときがあります。

この「金持ち父さん 貧乏父さん」を読みたいと思ったらKindle本がなかったので、こういうこともあるんだなあと思いました。
ただ基本的に大抵の書籍はKindle化されているので、ほとんど困ることはないですよ。
3.読書以外の操作には難あり
Kindle Paperwhiteでも「ストア」で書籍を探すことができます。
しかし前述した「もっさり感」があるため、ほとんど使う機会はありません。
書籍を探したい時はおとなしくスマホで検索しましょう。
ストアはあってないようなものだよ
4.Kindleが連動しない時がある
良い点の項目で「Kindleの連動ができる」と説明しましたが、ごくたまーに連動が上手くいかないときがあります。
他のデバイスでハイライトがされていないことがあったんですよね。
ただそれも1度だけだったので、そこまで気にするレベルではありませんでした。
5.カラーの本や雑誌には不向き
Kindle Paperwhiteは色が白黒のみです。
そのため、カラーの本にはあまり適していません。
雑誌はさらに文字も細かいため、読むのはオススメしないです。
カラーの本や雑誌を読みたいときはスマホやタブレットのKindleを活用しましょう。
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購入時のおすすめ設定
Kindle Paperwhiteの良い点悪い点を紹介させていただきました。
これでなんとなく自分が使うときのビジョンが浮かんだのではないでしょうか。
カラー:お好みで
サイズ:8GB(32GBでもOK)
モデル:広告なし
接続方法:wifi
オプション:3ヶ月のKindle Unlimitedつき
合計価格:¥15,980(32BGなら¥17,980)
サイズは小説を中心に読むなら8GB、マンガを中心に読むなら32GBをオススメします。
モデルが「広告つき」だと、ホーム画面やスリープ画面で広告画像が出てきます。
「広告なし」にすると広告画像は出てきませんが2000円割高になります。
直接読書に支障はありませんが、起動時の手間やわずらわしさを考えると「広告なし」をオススメします。
接続方法には4G回線付きもあります。
しかし、wifi環境があるならそこでダウンロードすればいい話なので、wifiのみの設定で問題ありません。
あと、https://amzn.to/3xklJrIKindle Unlimitedは3ヶ月間料金がかからないのでぜひ利用してみましょう!
アクセサリは?
保護フィルムや延長保証はその人次第かな!

外出時に落とす危険性もあるので、カバーの購入はオススメします。
また、カバーを閉じると画面がスリープモードになるので便利ですよ。
わたしは純正カバーを使用していますが、他にも安いカバーはあるのであわせて紹介をしておきますね。
保護フィルムと延長保証は正直どちらでも良いです。
もちろん余裕があれば買っておいて損はありません。
おさらい
だいぶ長くなってしまいましたが、結論のおさらいです。
Kindleをオススメできる人
✔小説やマンガをたくさん・長期的に読む方
✔電子書籍に抵抗がない・興味がある
✔この時点で迷っている方!
Kindleをオススメできない人
✔とにかく紙がいい方!
おわりに

Kindle Paperwhiteには悪い点はもちろんありますが、それに負けないくらい良い点がたくさんあります!
この記事を読んであなたの背中を少しでも押すことができたら嬉しいです。
ぜひKindle Paperwhiteで一緒に読書ライフを楽しみましょう!
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