今回も武田友紀さんの【「気が付きすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本】の紹介をしていきます。
・HSPってなんなの?
・HSPって良くないの?
・傷つきやすくてすぐ落ち込んでしまう
・色々ときにしてしまうので疲れやすい
このような悩みを持っている方にオススメの一冊です。
「繊細さんの本 【感想・紹介①】 HSPが自分らしく生きるためのマニュアル」の続きだよ!
この本ではHSP専門カウンセラーの武田友紀さんが、HSPの人が自分らしく生きるためのノウハウを紹介しています。
・HSPの特徴について非常にわかりやすく解説されている
・そのため、HSPの入門書としてオススメ
・HSPの性質を生かしたライフスタイルを学ぶことができる
今回は「繊細さんの人間関係・職場関係」について印象に残ったものを紹介したいと思います。
①HSPは「繊細な感性」を生まれつき持っている人
②HSPは「性質」であり「病気」ではない
③「とりあえず」で一歩踏み出そう
④疲れてる時はゆっくり休もう
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まとめ
早速まとめです。
今回おさえておきたいポイントはこの4つです。
①嫌いな気持ちには素直になろう
②境界線を引いて自分を守ろう
③自分の得意を伸ばそう
④仕事より健康が大事
人間関係をラクにする技術
1.人を嫌えるようになろう

実は「キライ」は生きていく上で大切なセンサー。「キライ」というのは「この人は、自分に不利益をもたらす気がする。嫌な予感がする」ということでもあるのです。
(引用文)
会話を続けていくうちに「あ、この人とは合わないな」と感じるときってありますよね。
わたしは前に「そういう人でも仲良くならなきゃいけないし、嫌っちゃいけない!」と思っていた時期がありました。
そうするとつねに気を使わないといけなるので、すごいストレスだったんですよね。
誰も嫌いにならずに仲良く過ごせればいいですが、残念ながらそれは不可能です。
人それぞれ考え方が違う以上、誰だって嫌いな人は必ずいます。
なので、人を嫌いになることは決して悪いことではないんです。
そういう人とは必要以上のコミュニケーションはいりません。
どちらを優先すればあなたにとって価値があるのかは、想像がつくはずです。
あなたが「嫌い」と思ったら、それは間違いではないよ!
※「嫌い」に関連した記事はこちらでも紹介しています!

2.相手との境界線を引く

「嫌いな人とは距離を置こう!」と話をしましたが、仕事などでどうしてもコミュニケーションを取らなければいけない時があります。
その嫌いな人が「感情的な人」や「嫌味を言う人」だとしたら、余計疲れますよね。
本書では、相手との境界線を引く2種類の方法を紹介しています。
①イメージの境界線

・相手とのあいだに透明な壁を設置するイメージ
・相手の話をモニター越しで聞くようなイメージ
イメージでの境界線では、このような方法です。
イメージというのは意外と効果があり、これを意識するだけでも違うんです。
自分との壁を作ることで相手の言葉がダイレクトに来なくなるので、わたしもこの方法はオススメしています。
②物理的な境界線

・相手との間に物を置く
・少し離れて距離を置く
物理的な境界線はこのような方法です。
イメージと違うのは、物理的な方法のため境界線が感覚でわかるということです。
・相手との間に物を置いたら、視覚でその境界線を意識することができる
・相手から離れることで、自分のパーソナルエリアが距離感でわかる
なので、イメージをするのが難しかったらこちらで対処してみましょう。
また、職場で嫌いな人との席を離したりするなど、ある程度の環境作りが可能ならぜひ行ってみましょう。
ノビノビ働く技術
1.苦手を乗り越えるより得意を活かそう

がんばってもがんばっても自身を持てない。そんなときは、苦手の克服に注力していないか、振り返ってみてください。
(引用文)
頑張る方法にも色々な種類があります。
その中でも「苦手を乗り越える頑張り」というのは、苦手なぶん時間がかかるし苦痛になることが多いです。
繊細さんにとってはそれが大きなストレスになってしまい、なかなか自信につながることができません。
「苦手なこと」は「向いていない」ともいえます。向いていないことをがんばっても努力の割には成果が出ない。苦手に意識を向けることでかえって自信を削られ、不安と焦りでへとへとになってしまうのです。
(引用文)
実際にわたしも、転職前の仕事は自分の得意なことだったので、楽しく仕事をすることができていました。
しかし、転職をした際にあえて苦しい道を選んだのですが、ストレスが原因で結局長続きしませんでした。
繊細さんは仕事でもなんでも「苦手なこと」に優先して取り組むのは絶対にオススメしません。
なので、ストレスにならないこと、つまり「得意を活かすこと」ができるような仕事をしていきましょう。
2.繊細さんに合う仕事

って思いますよね。
本書では、繊細さんが幸せに働くための3つの条件を紹介しています。
この3つを最優先で着目すべきだと言われています。
お給料や人間関係が良好でも、仕事環境や業務内容がつまらないとなかなかやる気が出ませんよね。
「ただの仕事だから」と割り切ってしまえば良いものですが、繊細さんはそれが難しい人も多いはずです。
前述の通り、「苦手」より「得意」に目を向けたほうが繊細さんは絶対に伸びます。
この3つの条件を当てはめながら、自分に合う仕事をみつけていきたいものですね。
3.仕事から逃げるべきタイミング

最後に、繊細さんに知っておいてほしいことがあります。それは「仕事よりも心身の健康が大切だ」ということです。
(引用文)
これは本当にそのとおりですよね…
よっぽどのことがない限り、仕事を優先にすべきではありません。
どうしても他人のためや、責任感でムリをしてしまうときってあると思いますが、それで体調を崩したり、うつになってしまったら意味がありません。
わたしが前にいた職場に、とても優しくて責任感が強い先輩がいました。
しかし、そのせいでたくさんの仕事を自分で抱えてしまい、結果うつになって退職してしまいました。
仕事や他人のことは二の次。
何より優先すべきは自分自身です。
それを忘れないようにしていきたいですね。
「この仕事/職場にい続けたらまずい」
そう思ったら、同僚にどれだけ迷惑をかけようと、仕事の責任が残っていようと、全てを放り出して全力で逃げてください。
(引用文)
おさらい
今回のまとめのおさらいです。
①嫌いな気持ちには素直になろう
②境界線を引いて自分を守ろう
③自分の得意を伸ばそう
④仕事より健康が大事
おわりに

仕事や人間関係というのは切っても切れないものです。
その中でノビノビと過ごせるように、自分ができる範囲で周りの環境を変えていく必要があります。
少しずつで良いので、参考になったところがあれば試してみてください!
「繊細さんの本」では、他にも繊細さんがありのままに生きることができるノウハウがたくさん紹介されていますので、気になった方はぜひ読んでみてください!
↓まとめ記事はこちら↓

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