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【感想・要約】『沈黙のWebライティング』ブログ初心者は買って損なし!オススメの一冊!

今回は松尾茂起さんの『沈黙のWebライティング』を紹介したいと思います。

✔ライティング力を高めたい

✔SEOについて勉強したい

✔ブログを始めるのにオススメの本を知りたい

このような悩みをもっている方にオススメの一冊です!

 

ブログやwebライティングに関する知識をネットで調べた時、誰もが1度はこの本を見たことがあるのではないでしょうか?

タイトル・表紙からしてかなりインパクトのある印象ですよね…

 

ラクーン
ラクーン
web関係の本なのに表紙にムキムキの漢が…
一体どういう本なんだ…?

 

実はこの「沈黙のWebライティング」は、ブロガーで有名なヒトデさんやマナブさんもライティングを勉強するのにオススメしている本なんです!

とりあえずブログ初心者なら買って損はない一冊です!

これからこの本の良い点と内容の一部を紹介していきたいと思います。

この本の良い点

1.内容がストーリー形式になっている

 

「沈黙のwebライティング」はなんとページ数が634」もあり、相当なボリュームとなっています。

 

634ページもあるの!?
本だとかなり分厚いし、途中で読むのが疲れそうだな…

 

ついついページ数を見るとそう思ってしまいますよね。
(実際わたしもそうでした、笑)

しかし、内容はストーリー形式で進むため意外とサクサクと読み進めることができます。

しかも、途中シリアスな場面やコミカルな場面もあるので、ライティング学習を抜きにしても純粋に内容がおもしろいんですよね。

 

ラクーン
ラクーン
だから読むのが全然苦じゃないよ!

 

また「沈黙のWebライティング」は全部で7部構成となっており、ゆっくり読んだとしても1部20〜30分ほどです。

読む時間があまりない人や、ゆっくりと読んで内容を消化したい人にもキリが良い構成になっています。

 

2.とにかく内容がわかりやすい

 

そんなシリアスありコミカルありな「沈黙のwebライティング」ですが、もちろんライティングの知識はとてもわかりやすく解説されています。

ザックリとしたストーリーの内容は、

 

主人公のwebマーケッターであるボーン・片桐が訪れた旅館は、経営が厳しい状態が続き閉館の危機におちいっていた。

しかし、旅館のサイト指導を行うことによって、無事に集客を増やしていき経営を立て直すことができた。

 

という感じです。

その「旅館のサイトを改善させる」というストーリーに沿ってライティングやそれに関連した知識を学ぶことができるので、イメージがしやすく飲み込みやすいんです。

 

ラクーン
ラクーン
ノウハウだけを詰め込んだ本と比較しても、ストーリーの没入感がある分、頭に残りやすいよ!

 

また、知識を1から教えてくれるので、初心者にとってはすごくありがたいです。

 

3.要点のまとめがあり復習しやすい

 

内容がわかりやすいといっても、ボリュームがありすぎるから一度にたくさんの知識を入れるのは難しそう…
読み返すのも大変だしなあ…

 

と思う方もいるかもしれませんが、その心配はありません!

「沈黙のwebライティング」で一番ありがたいと思っているのは、各部が終わるとその部の要点がまとめられていることなんです!

なので、何かわからないことがあったときに復習がしやすいんです。

 

✔すぐに復習ができること
✔要点まとめを読むだけでも勉強になること

 

これは最強ですよね…!

しかも、その要点も非常にわかりやすくまとめられているので、文句なしです!

 

ラクーン
ラクーン
一度読み終わった人や、忙しくて読めない人は要点まとめを見るだけでもアリだと思うよ!

 

内容の一部要約

「沈黙のWebライティング」で勉強になるところはたくさんありますが、その中の一部を要約して紹介したいと思います。

 

1.USPを活かすコンテンツ

 

USPとは、Unique Selling Propositionの略のことをいいます。

つまり「他にはない独自の強み」という意味です。

今の時代、他のサイトに対して明確な差別化をしていかないとコンテンツとして成り立つのが難しいですよね。

そのためのポイントとして、

 

①競合にマネされないこと
②競合となるべく同じ土俵に立たないこと

 

これらが重要となっていきます。

競合と同じような物を作ったとしても、上には上がいるものです。

いかにオリジナリティを生み出すかがカギですよね。

 

ラクーン
ラクーン
わたしも新規性のあるアイデアを考えながら日々模索しています…

 

2.わかりやすい文章のポイント

 

わかりやすい文章の条件として、3つのポイントがあります。

 

①感情表現による「共感」の誘発
②「見やすさ」「わかりやすさ」のこだわり
③冒頭分で伝えることをまとめる

 

今回はこの中の②にフォーカスを当てていきます。

 

見やすさ」「わかりやすさ」では、2つの思考を考える必要があるといわれています。

それが「システム1」の思考と「システム2」の思考です。

これはダニエル・カールマン氏の書籍である「ファスト&スロー」で述べられており、

 

システム1:直感的な思考、脳への負担は少ない

システム2:慎重でゆっくりな思考、脳への負担は多い

 

という特徴を持っています。

なにか情報が入ったとき、まずはシステム1でその情報を素早く処理して、判断をします。

その後にシステム2でじっくり考えて判断していきます。

文章を読んだ時にシステム1が「良くない」と判断したら、これ以上脳の負担はかけたくないので、そこで離脱されてしまいます。

つまりブログやコンテンツを見てもらうには、システム1の段階で興味を引くような構成を練らないといけないということです。

 

✔改行やムダな文字をはぶく
✔箇条書きやリストの使用
✔イラストや写真の使用

 

これらの工夫で読み手の負担を軽くし、まずはシステム1を突破しましょう。

その後にやっとシステム2に移行し、じっくりと文章を読んでもらうことができます。

しかし、ここで筋が通っている文章を作らないとシステム2を突破できず、離脱されてしまいます。

 

ラクーン
ラクーン
文章を作るのって本当に難しいんだね…

 

①キャッチーな構成作り

②論理的な文章作り

 

この順番を意識して作っていこうと思いました。

おわりに

冒頭でもお伝えしましたが、ブログやライティング初心者の方はまず買って損はない一冊です!

要点まとめもあり復習も容易なので、オススメしますよ!

悩んでいる方や気になっている方はぜひ読んでみてください!